第6回目のテナント開業ケーススタディはエキゾチック向け・夜間救急対応の新規開業の動物病院です。
待合ラウンジ・受付・診察室2室(うち1室はOPE/X線室兼用)・検査処置室(薬局兼用)・犬猫舎・エキゾチック舎・トイレ・スタッフ休憩室・シャワー室・倉庫
都電荒川線の駅前に接する非常に扁平なテナントです。エキゾチック専門かつ夜間救急に対応する特殊性やテナントの大きなガラス面を加味して「昼でも夜でも病院の存在そのものが看板になる」というイメージから計画を構築しました。
計画前の時点で「受付カウンターにはレジンカウンターを設けたい!」というクライアント要望があり、これを中心に受付待合のイメージを構築しました。また第3回目でのご紹介と同様に、靴を履き替えて診察を受けますが、将来展望を見据えて見た目は犬猫専門と変わらない造作にしています。2室設けた診察室のうち1室はOPE/X線室と兼用し、またエントランスから最短でアクセスできる部屋配置とすることで、常に救急対応が可能な明瞭さを計画しました。
受付待合
検査処置から外部を見る
外観
天井/壁/床も造作する必要性よりも真正面にある駅からのアクセス/立地が優先となりました。相応に水回りも集中し、見えないところで無駄なコストが掛からぬように配慮しています。
看板鳥アルーキバタンのアルちゃん
所在地:東京都
床面積:75.37㎡ (22.80坪)
工事費:1,676万円(税抜) 左記以外:サイン工事36.00万円(税抜)
竣 工:2024年11月