ワークゾーンには多くの収納が必要になります。まず検査・処置室まわりで必要になるのが検査台カウンターです。検査機器を置ける奥行のカウンターに手洗いシンク、予算に余裕があるなら必要な数の引出しもあわせて家具工事でつくり、カウンター上部には既製品または制作物で吊戸棚を配置します。コストを抑えるなら引出しは家具工事ではつくらずにカウンター下に納まるサイズの既製品の引出し収納を後で購入してセットする方法もあります。
次に薬棚ですが、やはり予算が許せば家具工事でカウンター+薬用プラケースを置ける棚、カウンター下部に引出し収納をつくり、上部には吊戸棚を設置します。コスト削減と将来の薬品増に対応するために引出し収納を家具ではつくらずに既製品パーツをうまく利用して適正価格で実現した例もあります。さらにコストを抑える方法として新規開業の先生にACプランがお勧めしているのは既製品の食器棚収納を利用する方法です。
ほんの一例ですが検査・処置室だけでも様々な収納の方法があります。ACプランにご相談いただければご予算とご要望に合わせた収納アイデアを提供させていただきます。



