テナント開業の際、テナントの間口が広く横長の場合、人の流れや入りやすい場所、プランの創り易いか否かなどを考え総合的に判断して最も適切な場所に待合への入り口を設けます。そこから平面計画を横に展開してゆくとファサードの開口部を壁にする必要が出てくる場合が有ります。場合によっては開口部にはシャッターがありそのままにしておく訳にもいきません。
そこで、弊社では折角できた大きな面積の道路に面したファサードのをサインとして活かせないかと考え、開口部に建築用の外壁材を設け大きな看板にデザインすることをにしています。目線より上にある看板より通行人の目に触れる外壁にサインを設けロゴマークや病院名の看板、また出来ればそれ以外にも植栽やレリーフによるデコレーションをすることで街区に賑わいをもたらすように意識しています。内装費用を少しだけ抑え外部のデザインに回し雰囲気作りや宣伝に使えたらより素敵な病院になる事と考えています。


