動物病院にとってサインは重要な要素のひとつです。病院の顔ですし表札の役割も担っています。外部のサイン照明は、ほとんどの場合センサー付きかタイマー付きとして暗くなる時刻に点灯し、閉店時間等に消灯するように設計しています。照明方法やその器具によって見え方も違ってきます。一般的なサインの照明器具としてブラケット型のスポットライトが挙げられます。取付位置も上に付けるか下から照らすか、どの程度の間隔にするか検討して決めていきます。照明器具自体がなるべく目立たないように、器具の色も黒にするのか白にするのかシルバーかと考えるのですが、どうしてももっと目立たせたくない場合は、(少し費用は掛かりますが)器具自体を外壁に合わせて塗装する事も有ります。 またサインが切文字等ではなく面として大きく上部が直線的な場合、最近よく採用するのが、小庇形状の看板用のLED照明です。この照明器具は光のムラが少なく、照度も強いものから穏やかなものまで種類も多いところが気に入っています。また小庇の役割にもなるので、長い目で見るとサインの汚れも少ないのではないかと思います。何より器具の大きさに比べ、スッキリしていてあまり目立たないのがとても良いです。スポットライトよりは高価格となる為、ケースバイケースで使い分けをしております。