待合ラウンジは、病院の個性を表現する重要な空間です。バックヤードは機能的に明快につくり、コストを抑えその分待合ラウンジに多少費用をかけても、デザインを整えたい部分です。中でも受付部分はカナメ。先生方のご要望を踏まえながら、シンプルな構成で考えて行きます。カルテ棚が壁一面有ってカルテが多く並んでいるのも壮観ですが、昨今は、電子カルテ採用の病院も増えてきました。その場合、壁一面をスッキリ広く見せることも可能になるので、仕上材料を、石・タイル・化粧板等とし他の壁と変えることで、病院のイメージを特徴づけることができます。病院名等のサインを付ける余裕があれば、さらに効果があるといえます!
石張りの背面壁・カウンターはタイル張・天板は天然木板
背面壁は化粧板で病院カラーと同系色の明るい色でアクセントとしている