動物病院の改修の依頼を受けたとき現在より使いやすい平面や空間を考えながら計画してゆきます。ご依頼が増築の場合は床面積が増える事で既存の建築に立体的な建築を付加する事になります。増築部分がクラアントのスペースの場合、待合や診察空間の内部空間の計画と共に建築外観をデザインすることができます。これを利用して建築外部やファサードのイメージを一新する事ができます。
また、ワークゾーンの作業スペースの増築や既存内部の改修の場合は立体的な建築のデザインは難しくなりますが、内部の改修とは別途工事として外待合などの外構計画や外部のファサードのデザインを付加することですることで動物病院の外部デザインを一新する事ができるのです。
大相模動物クリニック
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現在建築中の大相模動物クリニックは事務所テナント建築にインフィル工事として移転開業した動物病院から再度御依頼頂き診察、待合、スタッフゾーンの増築を依頼された例ですが、既存の建築に増築し平面計画の検討と共に建物のイメージを一新する建築構成のデザインを提案しました。既存とは全く違うイメージの建築になりました。
ムサシ動物医療センター
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既存の動物病院は鉄筋コンクリート造の1階にあり2階には住居のある建物でした。1階の動物病院部分が手狭になったため既存鉄筋コンクリート造の前面に鉄骨造の待合とトリミングを増築し既存動物病院をフルリニューアルした計画になります。今まで鉄筋コンクリート造の重厚なファサードから鉄骨造を前面に増築したことにより金属的でモダンな建築としてイメージを一新する事が出来ました。
溝呂木動物病院
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溝呂木動物病院は既存の鉄骨造に同じ構造体である鉄骨造を増築した例ですが、鉄骨造3階建て画像左側の既存部分に対して右側の増築部分は待合や手術室を計画する際に天井高の高い設定の2階にしました。そのためそのまま建築すると高さの違う二つの建物が並んでるように見えるだけですので徐々に長さを変えたルーバーで2棟を覆うことにより連続感を与えることを考えました。
武蔵国どうぶつ医療センター
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武蔵国どうぶつ医療センターは旧本院の改修、CT&MRI手術棟の増築、その後に本院の建て替えで完成した動物病院です。こちらは二棟の連続感を旧本院の外観のデザインテーマであった白いフレーム内にレンガタイルを貼り込んだデザインの構成を踏襲しています。
増築や改修というのは平面計画だけに留まらず、その際に動物病院そのもののイメージを変えることのできるチャンスでもあるのです。機能性とデザインに対する大きな期待を持って我々にご相談下さい。