当事務所で現在設計監理中の移転新築動物病院の敷地は片側前面道路に18m接道している横長敷地の案件です。
敷地の奥行は48mもあり、敷地の一番せまいところは8.5mしかありませんのでひじょうに幅のせまい横長の敷地形状になっています。当然前面道路側に駐車場をできるだけ確保して建物を建てる計画となりますが建物の配置が道路から遠くなってしまうのが一つ難点かと思われました。すべて前面道路側に駐車場を取るのではなく敷地南側にある基準法外道路の通路を使いスタッフ用の駐車場は敷地西側に確保して敷地中央に建物が来るような配置としました。 敷地の北側は宮川の土手が広がる緑の多いのどかなロケーションです。春には桜も咲きます。 病院のプランは待合ラウンジから待機スペースをはさんで各診察室に入ります。待合、待機スペースは外部に大きく開けた開口を取っていますので宮川の土手の桜が咲くのが楽しみな空間となっています。
外観は河の流れや波をイメージした特徴的な黒と茶の壁が建つ遠くからでも目立つデザインとしました。
動物病院として大丈夫?と思われるような変形した敷地でもACプランにご相談いただければ動物病院として立派に機能するプランと特徴的なデザインをご提供させていただきます。 変形敷地のプランニング-2