進行中の動物病院の現場が、上棟しました!木造の場合、基礎のコンクリートを打ち、土台を設置した後、外部足場を組んでいきます。大工さんが大勢入り、一気に柱・梁が組まれ建物の全体像が現れてきます。今まで図面やパース等でしか想像できなかった建物の原寸のボリュームが目の前に1~2日程度で一気に立ち上がって来るので、先生方(施主)はもちろん設計者も感慨深いひと時です。上棟の後は、雨でなるべく内部を濡らさぬよう、速やかに屋根の下地を張り、ルーフィング(防水シート)を張り終わると一安心です。
その後は、壁の合板を張って、構造に必要なホールダウン金物等の位置・種類が、構造図通り設置されているか、全数をチェックします。数も多く、なかなか根気もいる作業ですが、構造に関わる重要な監理業務のひとつと言えます。