レントゲン室やCT室の壁・天井には、X線遮蔽の為のボードを貼ります。通常は鉛ボードを貼りますが、ACプランでは最近ほとんどの物件に、無鉛X線遮蔽ボードを使用しています。
無鉛X線遮蔽ボードは、天然重晶石から精製したバリウム化合物が放射線防護の主成分です。鉛を使用していないので、環境に優しい放射線防護材です。では鉛を使用していなくても、放射線を遮蔽できるのか?とも思いますが、コンクリート壁やスチール板でもきちんと基準の鉛当量を確保すればOKなので他の材料でも、使用は可能です。
ボードの繋ぎ目は、X線遮蔽専用のパテできちんと塞ぎます。またコンセントの裏側は専用のBOXで覆い基準値を確保するように施工しています。ACプランでは多くの実績を基に、メーカーと提携したりしてより良い材料を安く調達できるよう日々検討しています!
