現在、ACプランで設計をしている動物病院の照明器具はほぼ100%LED照明器具で計画及び施工をしています。数年前にくらべ性能の面も価格的な面でも白熱灯や蛍光灯よりLED照明の方がすべての面ですぐれています。
一般的に使用するLED照明器具には光の色の違いで種類がわかれています。白く明るい光から昼光色、昼白色、白色、温白色、電球色と落ち着いた暖かい色まで様々なものを選ぶことが可能です。具体的には診察室や検査・処置室、手術室、入院室などのワークゾーンには作業性を考慮し明るさ重視で昼光色や昼白色の天井直付器具を使い、待合ラウンジや受付などのスペースには落ち着いた温かみのある温白色や電球色のダウンライト、シーリングライト、ペンダントや間接照明を用いてデザインにあった雰囲気づくりをしています。
建築士それぞれの考えやこだわりで照明計画をしておりますので実施設計が進んだ段階でどのような照明計画なのか建築士にぜひ確認してみてください。