昨年より携わっている老犬介護施設の案件を契機に、老齢犬について触れる/考える機会が増えました。
私自身、かつて実家で飼っていた愛犬を看取った経験があり、家族としてのペットの晩年の「ありよう」を考えることが多々あります。
このような中で、先日、親友を介してペット葬儀を手掛ける方の実務/市況を伺う機会がありました。
集まったのは夕方でしたが、夜更けまで双方の専門性の観点から多岐に渡る議論をしました。
行政(法令)/経済(市場)など多岐に渡る議論の中で、無知/認識していなかった視点も多く、非常にインスピレーションを感じる時間でした。
「動物病院設計」という括りで考えると、即物的には病院そのものに目が行きがちですし、実際そのとおりでもあります。
しかし、医療行為と看取りは生き物である以上は繫がった関係性があり、またその奥深さ/裾野の広さには眼を見張ります。
このブログがACプランメンバーにより寄稿していますが、長年に渡り投稿していても話題が尽きないのは、その裏付けのようにも感じます。