『リニューアルのススメ』第2弾は”技術・素材”についてお話しします。
■ 動物病院設計技術的要素と素材との関係
①オーナーさんの視点から
・エントランスに段差はないか
・クライアントゾーンの空調環境は適切か(空調・換気・湿度)
・受付では動物の置き場所に困っていないか
・オーナーさんは両手がふさがっていることが多く会計に困っていないか
・待合ラウンジには適度な間隔が保たれているか
・トイレ、手洗は清潔で使いやすいか
・診察室の開け閉めは不便でないか
・衛生面、整理整頓された病院か
・安心して預けられる入院設備は整っているか
②先生、スタッフからの視点
・待ち時間の過ごし方への配慮
(デジタルサイネージ、雑誌、パンフレット等)
・緊急時などスタッフが素早く対応できる動線か
・動物の習性に配慮した仕上げになっているか
・院内の動線に不便はないか
・空調環境に配慮されているか
・清潔感を保てる素材で仕上げてあるか
・入院室はお世話しやすいか
・処置室での医療に必要な適材適所の電源はあるか
・手術室は適切な広さか
・スタッフへのケアができているか
まだまだたくさん挙げることができます。
それらの問題点と素材の関係は密接です。
ACプランでは入院室をメインとした防音・防臭改修、ファサード(病院の顔)改修、待合ラウンジの改修など部分改修や営業しながらの全面改修も動物病院専門設計事務所ならではの技術と知識でお手伝いしております。
長く愛される病院を続けるためには時間軸も考慮したデザイン・技術・素材・プランニングが重要になります。
全国の先生方と培ってきたACプランのノウハウをご利用し、素敵な動物病院づくりを考えてみてはいかがでしょうか。