当事務所で担当させていただいた事業承継の物件2パターンをご紹介いたします。
パターン1 事業承継したテナントを事業承継時に営業しながら改修してそのまま承継。かなり小さいテナントですが微妙に使いずらいところを改修しました。まず待合ラウンジに出っ張っていた診察室と受付を待合ラウンジを広くとるために機能をそこなわずに移動して待合ランウンジを矩形にしました。診察室を移動したことで入院室に入れなくなったので中の間仕切りを取払い1室としました。トリミング室は内装を一新しました。承継後に病院名が変わりましたのでファサードも新しいイメージに合うように改修しました。間取は大きく変える事はできませんでしたが事業承継で予算が限られた中で営業しながらの改修パターンとなります。
パターン2 事業承継1年後に近くのテナントに移転拡張。事業承継時のテナントは診察室1つで待合も狭かったのですが承継時は改修せずに資金を貯めて1年後に面積が2倍近くあるテナントに移転し広い待合ラウンジ、診察室2室、余裕のある検査・処置室、トリミング室、X線・手術室、入院室2室にスタッフ室と倉庫まである動物病院となりました。
このように事業承継後の改修、移転といろいろなパターンがありますのでまずは動物病院設計ACプランにご相談いただければと思います。
パターン1 事業承継前(改修前)平面図
パターン1 事業承継後(改修後)平面図
パターン1 承継前ファサード
パターン1 承継後ファサード
パターン2 移転前ファサード
パターン2 移転後のファサード
パターン2 移転後の待合ラウンジ