内省

今日は「やってみると分かること」について話します。

「内省」とは、反省、深く自己を省みること、などを意味します。「内省的」といった使われ方もしますね。

というタイトルとは乖離したような話ですが、私はいま私生活で引越をするために私物の整理・断捨離・調達品の検討に追われています。

そんな中でふと気づいた話です。

動物病院の場合、「新築」「移転」「居ながら改修」など、どのご依頼でも何らかの物品搬入や移動はつきものです。

そこで、設計や施工の打合の傍らで「〇〇を〇月〇日までにご準備ください」とお願いをしています。

こと「居ながら改修」ですと、工事範囲が変わるごとに物品移動や調達品の納入などが施工のスケジュールとリンクして発生しますので、病院関係者の方々の負担を慮る場面も多々あります。当事者たる病院関係者の方々には日常生活もありますから、そう簡単ではなく。私は出来る限り余裕を持った日程を持って依頼しています。

しかし(私生活とはいえ)自分ごととなると、言うは易く行うは難し。やはり辛いものです。

山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」ではないですが、必要があるとはいえお願いする立場としてどのようにお伝えすべきか、内省をする毎日です。

ちなみに、「内省」と「内観」は同義語です。

我々設計者が日常的に使う「内観」は「内装のイメージ」を示しますが、私自身まだ「内観」のイメージがついていないのだな、と「内省」したという話でした。

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