コラム&ブログ

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2024.06.02 拡張を視野に入れた大きなテナントでの新規開業

新規開業のテナントを探す時選定基準の一つにテナントの面積があります。
広さによってその地域の坪単価で家賃が決まって参ります。そのため広いテナントは一般的賃貸料が高額になります。気に入った地域に適切な広さのテナントが無い場合はその選定に影響します。

ただ、家賃総額が想定範囲内であればテナント面積が広めでも立地や駐車場が十分に確保できるなど条件が合えばテナント候補になりえます。

コンビニ跡などのテナントは50〜60坪ぐらいありますが一般的に診察室二室の動物病院は25〜30坪あれば十分です。そこで必要な面積の半分程度を新規開業の動物病院部分として開院し、手狭になり拡張資金も確保できましたら、その時点で拡張工事を行うことで充実した動物病院を完成させる事が出来ます。もちろん拡張後の平面計画を考慮して開業時の平面を計画してゆく必要があります。

ご紹介する動物病院は広いコンビニ跡を借りることになりましたので2012年の開業時は113m2で動物病院を作りまして2021年に85m2の拡張工事をしました。
開業時から大きな倉庫があったのも大きなメリットでした。拡張計画では待合室の拡張、診察室の増設、手術室の拡張、専用のトリミング室の計画、スタッフ室、院長室の完備ができました。

当初から拡張を前提として計画していますのでそれなりにスムーズに拡張計画も進みました。選択肢の一つとして御検討いただきたいテナント選定の方法の一つです。

🔳新規開業時 平面図 113㎡

🔳拡張後 平面図 198㎡

 

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株式会社コモダアトリエ菰田 秀生 / Hideo Komoda

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東京都板橋区南常盤台1-25-12-101
HP
http://www.kt.rim.or.jp/~komoda/

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