コラム&ブログ

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2021.02.21 動物病院設計士のささやかなこだわり【素材】

 動物病院の内装の仕上材は、基本的にはメンテナンスを考慮し、汚れにくく傷がつきにくい材料を選びます。

壁は汚れ防止機能付きのビニールクロスや傷に強いメラミン化粧板。
手術室のグレードアップの材料では、抗菌仕様の化粧ケイ酸カルシウム板も使用します。

 床は継ぎ目に隙間が生じない長尺塩ビシート貼が標準的には使用されます。時には、本物のタイルを待合ラウンジに貼ることもあります。ただし目地等の材料には、防汚効果のある種類を選ぶなどの注意は必要です。

天井は、ビニールクロスや化粧石膏ボードを一般諸室で使用します。

待合ラウンジの仕上材料はきちんと考えて選びたいものです。動物病院の個性や雰囲気づくりができる一番の場所であり、飼主さん(+動物)がまじかに触れる場所であるからです。メンテナンスに気を付けながら、壁や天井に無垢の板材を貼ったり、受付のカウンターの壁にガラスモザイクのタイルをアクセントに使用したりすることも可能です。(写真参照)

 設計士と先生との細かな打ち合わせが重要となりますが、素材の持つ独自の質感にいろいろ考えをめぐらし、新しく出来てくる病院を思い描いていくのは楽しい作業です!

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ジュンメ建築設計事務所大橋 純 / Jun Ohashi

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