コラム&ブログ

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2021.12.16 設計者が関わる不動産仲介とは

今回で4回目の投稿となります。

最近の投稿を見直してみると、ACプランの他のメンバーが設計に関わる投稿をされているので、当面の間、私は不動産関係に片足を突っ込んだ寄稿をすることにします。

さて本題です。

世間には、私共のように設計事務所と不動産業を両軸で取扱する企業が少なからず存在します。

その最たる例がマンションデベロッパーであり、宅地分譲をするハウスメーカーでしょう。また私共のような法人規模でも、著名無名を問わず先例はあります。

しかし動物病院(非住宅)のような専門特化した知見を持つ設計事務所による不動産取引は、他に類を見ないアプローチと自負しています。

先日も、私(増田)の担当としてテナント型動物病院の開院にあたり物件紹介を行ないました。

相談主のご希望される諸室のヒアリングから必要とされるテナント面積の算出を行ない、その面積データをもとに、ご希望エリア・ご予算から見合った物件を紹介する・・・というアプローチです。

動物病院として成立するために最低限必要な部屋数・その各部屋の面積・必要な機器の配置を想定した面積的な余裕・電気給排水などの設備条件。

これらは、設計者として動物病院設計を複数手掛けることで、何となく理解ができるようになるかも知れません。

また(動物病院に限らず)クリニックといった視点での物件として最適な物件の見立て。

これらは、不動産業として不動産仲介を複数手掛けることで、何となく理解ができるようになるかも知れません。

しかしそれらの足し算は、簡単ではありません。

いかんせん決定するのは、「獣医師」という専門家。必ずしも設計や不動産の知見に長けた職業ではありません。

そこに介在するのが私共のサービスとなりますが、部屋の配置や設備条件を包括的に捉え最適な物件を提示できることによるメリットは、上記を網羅したワンストップサービスであることに限りません。

運良くすべての条件を満たす物件が見つかれば幸運ですが、不動産は募集期間のある「ナマモノ」ですので、発意したタイミングで最適な物件があるとも限りません。

賃料の坪単価を抑えテナント面積を大きく確保し将来的な拡張性を念頭に置くのか、賃料がやや高額であっても極限まで視認性・利便性を追求して早期移転も視野に入れるのか、など多面的な検討もしなければいけません。

この際に、本当に必要なのは物件情報だけではなく「設計者の知恵」なのだと考えます。

そしてACプランはその課題に寄り添うサービスを提供しています。

もしご関心のある方がおられましたら、ぜひお問い合わせください。

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株式会社伏見屋増田 慎太郎 / Shintaro Masuda

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