コラム&ブログ

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2021.09.16 診察室の広さと 兼用 検査室、X線室

 ACプランが手がけている診察室の単独の広さは一般的に4~7㎡程度になります。その診察室内にエコーや検査機器を扱う広めの検査スペースを設ける場合、さらに2~4㎡程度を必要とします。また、スペースの関係でX線室が単独で設けられない場合やX線室を手術室と兼用しない場合、特別な例としてX線室兼用の診察室にすることも考えられます。診察室とX線室を兼用する場合は診察室の建具(扉)が鉛戸になり重くなるため事故防止も考慮し金物の使用には注意をする必要があります。また、レントゲンの制御装置やCR等現像機器の設置スペースも計画時点で検討する必要があります。

 診察室が複数ある場合、診察室の一方を暗くすることでエコーや眼底検査などがし易い部屋とし猫や鳥などが診療中に逃げ出さないような密閉性の高い個室にできます。もう一方をオープンな明るい部屋にして診察室に特徴を持たせることが使い勝手のよい診察室になる秘訣と考えています。また診察室が複数ある場合は並べて、診察室間の壁に引き戸を入れたり、ガラスを入れてお互いの様子を見られるようにすると人手が欲しい時の対応やお互いの状況が把握でき獣医師やスタッフ同士のコミュニケーションの向上が図れます。

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株式会社伏見屋増田 慎太郎 / Shintaro Masuda

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