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2021.11.27 一般病院と大型病院の面積比較

動物病院には診療スタイルの違いにより、かかりつけ病院といわれる一般診療の病院と高機能医療機器を備えた大型動物病院があります。

今回はこの2Typeの病院の面積配分について検証してみたいと思います。

診察室2部屋の病院と6部屋の病院との比較になります。
診察室1室あたりに対してのそれぞれの面積割合を出してみました。
■ 待合ラウンジ+受付・・0.95×2=1.9 : 0.26×6=1.6
■ 処置・薬局・検査室・・0.66×2=1.3 : 0.22×6=1.3
■ メディカルゾーン・・・0.56×2=1.1 : 1.97×6=11.8
■ スタッフゾーン・・・・0.41×2=0.8 : 1.27×6=7.6
以上から、興味深い数値が出ました・・・・
待合ラウンジ+受付の必要面積と、処置・薬局・検査室はかかりつけの一般病院も高性能医療機器を備えた大型病院も変わりなく同じ比率で必要面積が決まるということがわかります!!!

それでは、どこがどれだけ違うのか・・・・・
大型病院ではメディカルゾーンの面積とスタッフゾーンの面積に10倍の違いがみられます。

診察室の部屋数が増えると必然的に入院室や手術室(+手術準備室)、高性能医療機器設置スペースが必要になり、当然のことながらスタッフが増えてきます。スタッフゾーンは充実し、作業効率の向上と共に面積も多く必要になってきます。
このような考察をしてみると、働きやすい病院とは・・・と考えさせられ、今後の病院にはスタッフや看護師が働きやすい病院づくりの設計が大切になってくるのではないかと思っています。

 

 

 

 

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ACP&P一級建築士事務所佐藤 成美 / Narumi Sato

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