動物病院アルアルの5回目は《動物病院の処置室》です。
動物病院の処置室は動物病院の”要”となるエリアになります。
多くの病院では医療用シンクといわれる水を流せる処置台を中心に
検査カウンター・薬局が配置されます。
最近の動物病院では医療用シンクを置かずに、診察台を処置台としたり
ストレッチャーを処置台に利用する病院さんも増えています。
その一端に、愛玩動物はほぼ室内飼いになっていることがあると思います。
病院内には入院の世話をする流し台もありますので、
どうしても動物を洗う必要があるときには兼用で使っているようです。
処置室を取り巻く機能としては、ひとつに入院室があります。
処置室には必ずスタッフが作業しているので、動物の異変に気付きやすい窓を設けて
監視できるようなデザインにします。
次に、手術室・X線室があります。
これらの部屋は緊急対応もできるように処置室に面した位置に配置すると作業効率もUPします。
最近は歯科治療や内視鏡、手術手洗い、滅菌用流し台などを配置した手術準備室を設けて、
手術室内はより清潔な環境を維持することが増えてきました。
獣医療の発展とともにプランニングも少しずつアップグレードしてきています。
その他、配置されている機器としては、ICUユニット・冷蔵庫があります。
看護師の皆さんが処置室で作業できるようナースカウンターを設けるようになったのも
医療の発展によります。
動物病院のプランニングで一番悩む処置室ですが、すっきりとした動線計画ができると
すっきりとしたプランができます。
先生方の動きに合わせたミリ単位での提案ができるのもACプランの強みと思っています。